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『Odds』(オッズ)は、石渡治による競輪をテーマとした漫画のシリーズである。 2006年から『Odds -オッズ-』のタイトルで『週刊ヤングサンデー』(小学館)に連載されたが、同誌が2008年7月末で休刊となったため、主人公が競輪学校を終えた時点で本編は「競輪学校編完結」(第1部・完)という形になった(その最終話は『スピリッツ増刊 YSスペシャル』VOL.1に掲載された)。その後、『YSスペシャル』VOL.2からVOL.5までは読み切りシリーズ『Odds plus 1』(Odds +1、オッズ プラスワン)が連載された〔ヤングサンデー連載作品の今後についてのお知らせ 〕。 双葉社の『漫画アクション』へ移籍して2009年4号(2月3日発売)から『Odds GP!』(オッズ ジーピー)に改題の上で連載を再開し、2013年24号(12月3日発売)まで連載された。 同誌2014年2号(1月7日発売)より『Odds VERSUS!』(Odds VS!、オッズ バーサス)へ改題し、引き続いて連載されている。 == あらすじ == 主人公、辻堂麟太郎はかつて自転車のロードレース競技で高校選手権2位を獲り、将来を期待されていた選手であった。しかしこの高校選手権と時を同じくして母親と妹が自動車事故により他界、父親はいわゆる植物状態となってしまう。しかも父親が生き続けるには毎月20万円という費用がかかるのだという。麟太郎は一つの決断を下す。ヨーロッパに渡ってロードレースの選手となるという夢を一旦封印し、より手っ取り早く大金を稼げる自転車競技「競輪」の選手となるのだ。 麟太郎は苦しみながらも、ロードレース選手としての肉体を競輪選手としての肉体に改造することに成功し、競輪学校を卒業、晴れて競輪選手としてのデビューを迎えた。しかし麟太郎の金銭的負担は当初の目論見よりも更に増えていた。 麟太郎は当初、競輪を単なる金儲けのための手段としか思っていなかったが、競輪学校の仲間や先輩たちと研鑽を重ね競輪の魅力を肌で感じ、本格的に競輪に取り込む事を決意。終生のライバル藤沢悠はロードレース界の、麟太郎は競輪界の頂上「ラルプ・デュエズ」を目指す事を共に誓い合い、麟太郎はバンクを駆け抜けるのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Odds -オッズ-」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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